会社は、「ひとり会社」でない運営であれば、それは他人を巻き込んだ「団体戦」です。
一人で完結する仕事ではなく、複数の人が関わり、役割を分担し、成果を積み上げていく。
このような事業活動が行なわれている限り、評価制度を設けることは避けて通れません。
「人が人を評価するのは難しい」
そう感じる社長さんは少なくありません。
確かに、好き嫌いや感情が入り込めば、評価は一瞬で客観性、信頼性を失います。
しかし、だからこそ評価制度という「しくみ」が必要なのです。
社員メンバーから「自分は、何をどうしたら給料が上がりますか?」と聞かれたことがないでしょうか?
その時に「評価シート」を示すだけでわかってもらえます。
だからといって評価制度とは、賃金制度の一部ではありません。
会社が「何を大切にしているか」を言語化し、ともに働く社員メンバーと共有するしくみです。
評価制度は完璧な制度を最初から作る必要はありません。
大切なのは、「トップの価値観を言葉にすること」から始めることです。
その価値観を社員メンバーに伝えることが評価制度構築の第一歩になります。
先程も少し述べましたが、評価制度とは、賃金制度の一部ではありません。
そして「評価シート」を作成すれば評価制度のできあがり、でもありません。
評価制度は、見方を変えれば「人材育成のしくみ」でもあり、会社の理念、戦略、経営戦略に深く関わるものでもあります。
なので、最初は「手づくり」「内製化」をおすすめします。
「いや、それでも、どうやってつくったらいいかわからない・・・」
という声もよくお聞きします。
そこはやっぱり「お勉強」しかないので、トップ自ら作り方を勉強していただくことです。
ネット検索やAIで知識習得、あるいは社外セミナーで勉強、でもいいのでしょうか、おすすめは関連書籍を読むことです。
国内の評価制度は千差万別ありますので、自社に合いそうなしくみをある程度選ぶのが早道です。
誰かに作成を担当させる場合でも、書籍を提示して情報の共有の方が後々楽になります。
