社長さんが「会社を強く大きくしたい」「自分の事業をより多くの方に利用していただきたい」と事業の拡大を夢見るのであれば、毎月決算を作成して、検討することをおすすめします。
まして、家族経営ではない、赤の他人を従業員として雇い入れているのであれば、その必要性と効果は爆上がりします。
月次決算書を毎月作るようになれば、売上だけでなく経費の流れもわかってきます。
資金繰りの他に効果的な経費の使い方をみんなが考えるようになります。
むやみやたらに「節約!」と訴えることよりは社内で合理的に考える習慣が身につきます。
そして、年次決算がどんな結果で締められるか、早くに見通しがつきます。
銀行対策なども余裕を持って考えられるようになります。
ちなみに月次決算書があると、銀行さんからは「堅実さ」が評価されることもあります。
「ただでさえ人手不足で、そんな余裕はない!」と一蹴したい気持ちもわかります。
一方で経営の羅針盤を持ち、活用しながらの経営は進むべきか引くべきかの判断を月々に行なうことができるようになります。
赤の他人を巻き込んでの会社です。
会社の現状を映し出す月次決算書を毎月作成し、それを見ながらの経営が必ずより多くの利益と「将来はこうしたい!」が明確になっていきます。
月次決算を作成するのは経理担当です。
税理士先生が入っている会社では「税理士に全てお任せしています」と言われる会社も多くあります。
月次決算は毎月作成しますが、翌月の早い時期に作成することが望ましいです。
遅くても翌月10日、大抵は翌月5日までには作成しましょう。
税理士におまかせして作成しても、このスピードは出せません。
会社全体から見れば月次決算書を作ることが目的ではなく、月次決算書から何を読み取り、何を手掛けるか、を検討することが目的です。
担当体制をトップが決めて作業割り当てをし「問題が起きたら全部言ってこい!」という姿勢でスタートしましょう。
